絶対的ポジションメイクが終わったら、次はコンセプトメイクです。
あなたのブログを、ターゲットによりわかりやすく伝えるためにもコンセプトを作っていきます。
実は、このコンセプトを設定することはブログのデザインを綺麗にすることより遥かに大切なこと
なんです。
コンセプトって何??
コンセプトに求められるのは、
「誰のための/どんな悩みを/どんな方法で解決するか」ということ。
すなわち「ターゲットが幸せになれる方法」。
これを読者が一瞬でわかるように表現したものがコンセプトです。
コンセプトがあることでターゲットに「あっ、これ私にピッタリ!」と気付いてもらえやすく
なります。
コンセプトがあると、ターゲットに気付いてもらえやすくなるのと同時にブログに一貫性がでます。
一貫性がでると専門性がでます。
専門性があるだけで読み手からすると一気に安心感があります。
▼ コンセプトで専門性をだす具体例 ▼

『ターゲットは悩みから解放される・幸せになれる』
という想いを込めてコンセプトを作っていきましょう。
ブログは10秒しか読まれない時代
今ネット上には無数のサイトが存在します。その数はこの瞬間にも増え続けています。
それゆえ、読者の1ページあたりの滞在時間は年々短くなっており、今では1ページの滞在時間は30秒
と言われています。ブログにおいてはたったの10秒です。
それくらい、読み手はサッと目を通してその瞬間に自分に必要なものかどうかを判断しているので
す。
その10秒で「このブログはあなたに必要です!」とアピールするためにも、
「あっ、これ私にピッタリかも!」と思ってもらえるためにも、
一瞬で何のブログかわかるようなコンセプトを打ち出していきましょう。
コンセプトの作り方
では、早速コンセプトを作っていきましょう。

【STEP 1】ターゲットの悩みや不満をリサーチしよう!
まずは、ターゲットの悩みや不満をリサーチします。
このリサーチは、既に「絶対的ポジションメイク」の時に行っていますので、
その時にリサーチしたもので大丈夫です。
ただ、このコンセプトメイクでは悩みや不満の数・そしてその理由が重要となります。
それは、不満や悩みが多いほど、ターゲットに共通の悩みの原因が見えてくるからです。
ここで見えてくる悩みの原因こそターゲットの共通の敵です。
▼ 共通の敵(イメージ図) ▼

だからこそ、ここはとことんやってほしいところです。
20個でも30個でも悩みが尽きるまでやりましょう。
そして、ターゲットの共通の敵を見つけましょう!
ここが少し足りないと感じたら、再度コンセプトメイクの時にリサーチをして補いましょう。
自分の経験や感覚だけで記事を書くのは本当に危険!
【STEP 2】ターゲットのビジョンを書き出そう!
STEP1で書き出したターゲットの悩みや不満。
これは全てターゲットの「不」の現実です。
この「不」の反対側には「こうなりたい!」という理想があります。
ターゲット現実から脱したいと思って描くビジョン(理想の未来・羨ましいと思っているもの)を
書き出しましょう。
悩みや不満の数だけ書き出します。
書き出したビジョンの中に、ターゲットの悩みの解決策が見えてきます。

ここまでで、STEP1では悩みを書き出すことで共通の敵が、STEP2ではビジョンを書き出すことで
悩みの解決策が見えてきました。
この共通の敵と悩みの解決策を用いて「何をどうしたいか」。
これを考えます。
この考えたものが、ターゲットの幸せに繋がっていないとコンセプトとして成り立ちません。
ターゲットの悩み解決に繋がっていないと響きません。
コンセプトが出来上がっても再度、「本当にターゲットが必要としているものか?」
「ターゲットはこれで幸せになれるのか」を確認しましょう。
ここまでしっかりとコンセプトを設定しているブログは少ないです。
考えているフリではなく、本当にターゲットのことを想って作る。
これをするだけでも、他のブログと差ができます。
【STEP 3】伝わるコンセプトへ仕上げよう
ターゲットが幸せになる方法に仕上がったら、最後はコンセプトの最大の目的
『ターゲットへ一瞬で伝わるコンセプト』へ仕上げていきます。
冒頭でもお伝えしましたが、ブログは10秒しか読まれない時代へと突入しています。
ただTwitterからの流入の場合、読み手は既に興味を持ってくれた状態でブログへ訪れてくれます。
その為、ブログへ訪れるとじっくり読んでもらえる可能性は高いです。
ブログへ訪れる前にしっかり興味をもってもらうためにも、゛読み手の興味を引くコンセプト”を・
“読み手に一瞬で伝わるコンセプト”を打ち出していきましょう。

POINT① 20文字以内
コンセプトで一番大切なのは伝わりやすさです。
読み手の頭にも残るような伝わりやすさが必要です。
文字が多いと覚えてもらいにくくなりますし、瞬間でブログの特徴を伝えるのは難しくなります。
読み手に考えさせてしまうのはコンセプトではありません。
できるだけ簡単でなじみやすい表現を使用しましょう。
20文字を越えると、人は暗記しようと思わない限り覚えるのはかなり難しいことです。
無意識でも記憶に残るコンセプト。
短い程、覚えやすいです。
コンセプトは20文字以内に収まるようにしましょう。
POINT② 日本語
コンセプトは文字という言葉で伝えていきます。
POINT①では『コンセプトは伝わりやすさが大切』とお伝えしました。
読み手がパッとみてわかる文字。
それは母国語である日本語です。
文字には数字や英語などもありますが、コンセプトに使用するには向いていません。
数字は間違われやすいですし、英語こそスペルを間違いやすいです。
そもそも、英語だと英語の意味を考えることに集中してしまい、コンセプトの本来の目的である
『ブログの良さをわかりやすく伝える』からずれてしまいます。
そのため、コンセプトは読み手が無意識に理解できる日本語にしましょう。
POINT③ 誰に向けているか
誰に向けてブログを書いていますか?
それはもちろんペルソナに向けてですよね。
ここがないと、誰にも刺さらないコンセプトになります。
コンセプトは、ターゲットを幸せにするためのターゲットとの約束。
その『誰か』をしっかりとだしていきましょう。
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