【実践編】ではサイト設計についてお伝えしましたが
「じゃあ、私のブログはどうしたらいいの?」という
声が聞こえてきそうなので、実際に私が作ったサイトを例に具体的な作り方をお伝えしていきます。
私が徹底的に戦略的に作り上げた稼げるサイト。
何度もお伝えしていますが、初心者でも実績がなくても
この通りにブログ構築ができると成果がでる確率がぐ~んと上がります。
あなたのブログを戦略的に稼げるブログに変えていきましょう!
ただやみくもに記事数を追いかけるのは今日で卒業です!
ワークシートもあるので、是非活用してください。

【STEP 1】『職種×年代』で絶対的ポジション確立
私は、人材エージェント勤務の経験を活かして『転職サイト』を作りました。
ただ、『転職』ジャンルは企業が全力で力を入れているため
個人で稼ぐのは難しいと言われています。
そこで、私は『転職』の中でも職種を『看護師』に絞り
且つ、ターゲット層を『経験が浅い20代看護師』にしました。
▼ こまりのサイト設計① (絶対的ポジション構築編) ▼

『20代の経験浅い看護師さんのための転職サイト』
個人で稼ぐのは難しいと言われる「転職」ジャンルでも
『職種×年代』を絞りニッチな層を狙うことで
ライバルが少ない絶対的ポジションを作ることができました。
ニッチな層を狙え!
ニッチとは「隙間」という意味です。
企業がターゲットとしないような小さな市場には沢山の潜在ニーズがあります。
しかし、企業からすると利益が少ないため、なかなか手を出さないジャンルになります。
これは、個人ブロガーにとってはチャンスでしかないです!
このように、あなたのジャンルの悩みとターゲット層をより細分化することで
どんなジャンルでも稼げるブログを作れます。
【STEP 2】 ペルソナ人物設定
次にペルソナ人物設定です。今回のサイトのターゲット層が『経験が浅い20代看護師』なので
20代前半の転職したい新人看護師さんをイメージして設定しました。
▼ こまりのサイト設計② ( ペルソナ設定編) ▼

このペルソナ設定で大事なのは、その悩みに悩んでいる人をしっかりとイメージすることです。
記事を書いていると、自分が書きたいこと・伝えたいことをどんどん盛り込んでしまいがちです
が、忘れてはいけないのが『ブログはターゲットの悩みを解決できてこそ収益化できる』
ということ。だからこそ、ペルソナの悩みの解決策を提案する為にも常にペルソナは
『〇〇〇で悩んでいる人』ということをイメージする習慣をつけましょう。
そして、まずはペルソナの悩みを10個書き出してみましょう。
その次に『なぜそれに悩んでいるのか?」と、『悩みの背景』を考えることで
ペルソナの気持に近づけます。
▼ こまりのサイト設計③ (悩み細分化編) ▼

ターゲット並みに、ターゲットの悩みについてとことん考えるのがポイントです!
【STEP 3】 カテゴリ設定
ではサイト構築に入っていきます。
まずはカテゴリの設定ですが、カテゴリ数は3つがオススメです。
3つでないといけないということはありませんが、あまり多すぎると読者さんがブログ内で
迷子になってしまいます。売れるためのサイト設計で一番大切なのは、読者さんが
迷わずに成約ページに辿り着けるかということ。
▼ こまりのサイト設計④ (カテゴリ編) ▼

単純にカテゴリ数が多いとゴールまでの道順が複雑化します。
読者さんを迷わずゴールへ導くためにもカテゴリは3つがオススメです。
【STEP 4】カテゴリ内でカスタマージャーニー作成
いよいよ大詰めです。
何度もお伝えしていることですが、読者さんは初めて訪れたブログで商品を
購入することはほとんどありません。あなたのブログをきっかけに商品を知ったとしても、
その商品をリサーチするために他のブログへ飛びます。
そして購入を決意した時にあなたのブログへ戻る可能性は極めて低いです。
だからこそ、読者さんがリピーターとなるしかけを作ります。
読者さんが商品を知ってから購入するまでの道のり『カスタマージャーニー』。
これを一つのカテゴリ内に作成します。
カテゴリ内では読者さんの感情の時系列にそって、読者さんの全て悩みに対する解決策を記事にして
います。

自分の悩みを書いている記事はあっても、全ての悩みを網羅しているようなブログはなかなかありま
せん。だからこそ、読者さんの全ての悩みに対する解決策を記事にします。
そうすることで、その悩みに特化したブログが誕生します。
ここまで特化することで、読者さんにとってこの悩みを解決する時はあなたの
ブログをみることが定番となります。
定番化すると、他のサイトへ流れても戻ってくる確率はかなり上がります。
私のブログのリピーターを作るしかけはこれです。
▼ こまりのサイト設計⑤ (カスタマージャーニー編) ▼

さらに詳しく、各記事の戦略をお伝えしていきます。
第一段階:認知
まず、①の記事は『第一段階:認知』向けの記事となります。
ここでは「転職サイト」についてよく知らない人向けに「転職サイトとは?」ということを中心に
記事を書いています。
▼ こまりのサイト設計⑥ (カスタマージャーニー:認知編) ▼

人は知らないこと・初めて知ることに対して疑いを持ちやすいです。
その疑いをなくすためにも、「近年は転職サイトが主流になっている」というデータも
載せることで、「みんなが使っている=安心!」ということを感じとってもらえます。
これは、バンドワゴン効果と言って『評判や多数の人から支持されているものが選ばれやすくなる』
という行動心理学です。
第二段階:興味・関心
続いて②の記事は『第二段階:興味・関心』向けの記事です。
ここでは「転職サイトを使ってみようかな?」と思った方向けに
「転職サイトの活用方法」という記事で、主に実際に使う時の流れなどを書いています。
▼ こまりのサイト設計⑦ (カスタマージャーニー:興味・関心編) ▼

『認知』で興味をもってくれた読者さんは、「私の悩みもこれで解決できるのかな?」と無意識に
期待が膨らみ、より関心が強くなります。そこで、より詳しく具体的に案内をします。
ここで大事なのが読者さんに「自分にもできそう!」と思ってもらうことです。
いくら悩みを解決したくても、その行動のハードルが高ければ一気に選択肢から消されて
しまいます。そうならない為にも、認知した読者さんが次に考えそうなことを予測し、
転職サイトの使用方法や注意点を具体的に案内をすることで簡単さを感じてもらい、
再現性をだしていくことがポイントです。
第三段階:比較・検討
③、④の記事は『第三段階:比較検討』向けの記事です。
ここでは『転職サイトの見極め方~コンサルタントの相性が鍵~』・『〇〇サイト使ってみた!
~求人はあるの?気になる電話対応は?~』という二つの記事で、転職サイトを選ぶ際に
ポイントとなる点を中心に書いています。
▼ こまりのサイト設計⑧ (カスタマージャーニー:比較・検討編) ▼

読者さんは「自分の悩みを解決するのに一番いい方法は?」と、自分の状況に一番合う方法を
探します。その為、比較検討の基準となりそうな項目を中心に記事を作成しています。
第四段階:購入
そして最後に『第四段階:比較検討』向けの記事です。
ここは、”自分の決断が一番よかった”と思う瞬間なので、それを後押しするような
記事を書いています。
▼ こまりのサイト設計⑨ (カスタマージャーニー:購入編) ▼

上記の図の⑤・⑥が成約ページとなりますが、実際は⑤のページからの申し込みが9割以上です。
それは、⑤がこのサイトのターゲットの一番の深い悩み『看護師1年目でも転職できるのか?!』
という部分に言及し、解決策を提示しているからです。
このページはアフィリエイトリンクのクリック率、驚異の65%をだしています。
それは、①~④の記事で読者さんの不安を書き消し、⑤の記事で気持ちを後押しする
という流れができているからこその数字です。
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