カスタマージャーニーで無双する【②】

カテゴリ設計

それではサイト構築に入っていきます。

まずはカテゴリの設定ですが、カテゴリ数は3つがオススメです。

売れるためのサイト設計で一番大切なのは、読者が迷わずに成約ページに辿り着けるかということ。

単純にカテゴリ数が多いとゴールまでの道順が複雑化します。

複雑化すると読者がブログ内で迷子になってしまいます。

読者を迷わずゴールへ導くためにもカテゴリは3つがオススメです。

カテゴリ内にカスタマージャーニーを設置

いよいよ大詰めです。

前の【①】で作成した『カスタマージャーニー』

これを一つのカテゴリ内に設置していきます。

カテゴリ内では読者の感情の時系列にそって全て悩みに対する解決策を記事にしていきます。

自分の悩みを書いている記事はあっても、全ての悩みを網羅しているようなサイト滅多にありません。

だからこそ読者の全ての悩みに対する解決策を順を追って記事にします。

これでターゲットの悩みに特化したサイトの誕生です。

ここまで特化することで起きること。

それは読者にとってこの悩みを解決する時はあなたのサイトをみることが定番となります。

定番化すると、他のサイトへ流れても戻ってくる確率はかなり上がります。

私の特化サイトのリピーターを作るしかけはこれです^^

カスタマージャーニー 【具体例①】

ではここでよりイメージをもってもらうために具体例をもとにサイトの設計図を解説していきます。

具体例 サイト設計図

▼ サイト設計図(カテゴリ編) ▼

▼ サイト設計図(カスタマージャーニー編①) ▼

▼ サイト設計図(カスタマージャーニー編②) ▼

第一段階:認知

まず、①の記事は『第一段階:認知』向けの記事となります。

ここでは「ブログという稼ぎ方があることを知ったばかりの人」向けに、具体的なイメージを持ってもらうための記事を書きます。

人は知らないこと・初めて知ることに対して疑いを持ちやすいです。

その疑いをなくすためにも、「副業ブロガーの割合」なども載せていきます。

それで「みんなもしている」ということを感じとってもらい安心へ繋がります。

これは、バンドワゴン効果と言って『評判や多数の人から支持されているものが選ばれやすくなる』

という行動心理学です。

これで「ブログは副業として稼げるもの」と認知してもらえます。

第二段階:興味・関心

続いて②の記事は『第二段階:興味・関心』向けの記事です。

ここでは「ブログやってみようかな?」と思った方向けに「有料テーマを使うと初心者でも簡単にサイトができる」という内容です。

主に実際に使う時の流れや初心者向けのメリットなどを書いています。

『認知』で興味をもってくれた読者は、「私にもできるのかな?」と無意識に期待が膨らみ、より関心が強くなります。

そこで、より詳しく具体的に案内をします。

ここで大事なのが読者に「自分にもできそう!」と思ってもらうことです。

いくら悩みを解決したくても、その行動のハードルが高ければ一気に選択肢から消されてしまいます。そうならない為にも、認知した読者が次に考えそうなことを予測し記事にします。

アラフォーでもできた事例を用いながら簡単さを感じてもらい、再現性をだしていくことがポイントです。

第三段階:比較・検討

③、④の記事は『第三段階:比較検討』向けの記事です。

ここでは二つの記事で、有料テーマを選ぶ際にポイントとなる点を中心に書いています。


読者は「自分の悩みを解決するのに一番いい方法は?」と、自分の状況に一番合う方法を探します。

その為、比較検討の基準となりそうな項目を中心に記事を作成しています。

第四段階:購入

そして最後に⑤は『第四段階:購入』向けのキラーページです。

ここは、”自分の決断が一番よかった”と思う瞬間です。

それをしっかり後押しするような記事を書いていきます。

このサイトのターゲットの一番の深い悩み。

『アラフォーでもブログで稼げるのか?』

⑤のキラーページではこの部分に言及し、解決策を提示していきます。

これはどんなに⑤のキラーページで解決策を提示してもこのページだけでは成約はとれません。

①~④の記事で読者の不安を書き消し希望をみせることで、はじめて⑤の記事の役割が効果をだします。

カスタマージャーニー 【具体例②】

ではここでもう1つ具体例を。

ターゲットになったつもりで感情の変化を感じてみてください。

▼ サイト設計図(カテゴリ編) ▼

▼ サイト設計図(カスタマージャーニー編①) ▼

▼ サイト設計図(カスタマージャーニー編②) ▼

第一段階:認知

①の記事では「お家英語も効果があることを知ったばかりの人」向けに、具体的なイメージを持ってもらうための記事を書きます。

「お家英語」市場の状況を載せ「お家英語」が主流になってきているという現状。

そして親子で一緒に取り組むことの大切さを伝えていきます。

子どもは親を本当によくみています。

親が野球好きだと子も野球好きに、親が歌うのが好きだと子も歌うのが好きになりやすいように。

親が楽しむ姿こそ子どもの意欲を最大限に掻き立てるのです。

これで従来の「英語は習いにいくもの」という考えから「3歳まではお家英語も‟あり”!」と認知してもらえます。

第二段階:興味・関心

続いて②の記事では「お家英語やってみようかな?」と思った方向けに「お家英語でできること」を伝えていきます。

実際に英語を家でする場合、親が主導となります。

そこででてくる最大の壁が「親の英語苦手問題」。

英語の必要性を理解しつつも「苦手な英語を教えるなんてムリ!」とお家英語に拒絶反応を示す親はとても多いです。

そのため、まずは親の不安を取り除き拒絶反応を払拭する必要があります。

そこで、「3歳までのお家英語には親の英語力は全く必要ないこと」「親に必要なのは毎日英語時間を作ることだけ」ということを伝えていきます。

そして、親がイメージできるようにお家英語の具体的な流れを書きます。

「あっ、こんな簡単なの?!」

「これならできそう!」

と思ってもらうのが狙いです。

「こんな簡単なのにこんな風になるんだ~!」

とよりイメージを膨らませるために「お家英語で得られるメリット」で畳みかけます。

これで「お家英語やってみよう!」という気持ちをかためていきます。

第三段階:比較・検討

③、④の二つの記事では、実際にお家英語で使う教材選びのポイントとなる点を中心に書いています。

②の記事で「親の英語への不安」を払拭したとはいえ、英語に対する苦手意識が消えた訳ではありません。

やっと払拭できた不安を蒸し返さないためにも③の記事で教材解説に「英語苦手ママ向けポイント」を作ります。

「全て日本語訳・解説付き」

「日本人教師への無料相談付き」など。

本当に英語力がなくても大丈夫という根拠を示していきます。

不安がなくなって、ようやく「子どものための教材選び」が始まります。

そこで④の記事の「英語苦手ママのお家英語体験記事」で「親も子も楽しめるちょっと先の未来」を伝えます。

楽しむ我が子を純粋にイメージしてもらう。

これがこの記事のゴールです。

第四段階:購入

そして最後に⑤は「〇〇の教材でお家英語始めようかな』と思っている人向けのキラーページです。

このサイトのターゲットの悩み。

『本当にお家英語って効果あるの?』

そしてさらに深い親自身の悩み。

『本当に親の英語力は必要ないのか?』

この二つの悩みを⑤のキラーページでは言及し、解決策を提示していきます。

1)まずは自分と同じ英語苦手ママが多数いる安心感を感じてもらう。

2)そして親が英語苦手でもお家英語を実際にやっている人が多いことで親の英語不要説を再々確認。

3)毎日CDをかけ流しするだけで親の英語力がなくても子どもの英語脳が育つ。

週1回のスクールだけでは育ちにくいと言われている英語脳。

それが送迎不要の自宅でCDかけ流しすることで実現するかもという事実。

英語苦手ママにとってはこれ以上の選択肢はないと背中を押す。

カスタマージャーニー 【具体例③】

では最後にもう1つだけ具体例を。

あなたのサイト構成をイメージしながら読み進めてみてください。

▼ サイト設計図(カテゴリ編) ▼

▼ サイト設計図(カスタマージャーニー編①) ▼

▼ サイト設計図(カスタマージャーニー編②) ▼

第一段階:認知

①の記事では「40代でも婚活アプリが効果的と初めて知った人」向けに、具体的なイメージを持ってもらうための記事を書きます。

ターゲットは「婚活アプリ」の存在は知りつつもなかなか手を出せない40代女性。

婚活アプリのイメージを聞くと・・・

「どうせ若者向きでしょ・・・」

「本気の人ってあまりいないでしょ・・・」

「40代は結婚相談所が主流でしょ」

と、大半の人が思い込みによる食わず嫌い。

そこで、まずはターゲットの婚活アプリのイメージと実際の婚活アプリの現状の差を埋めていきます。

アプリと言えど本気で婚活をしている男性が多数登録。

恋愛の先に結婚があるというタイプの男性が多数登録。

実際の年齢別アプリ利用者データ(40代の利用割合)

などを載せ、ターゲットが知らなかった婚活アプリの世界をみせていきます。

これで「40代は結婚相談所」という思い込みから「最近の40代はアプリで婚活する」と認知してもらえます。

第二段階:興味・関心

続いて②の記事では「婚活アプリやってみようかな?」と思った方向けに「婚活アプリでできること」を伝えていきます。

コーディネーター主導で進める結婚相談所に対し、婚活アプリは自分主導となります。

ここに躊躇するのが40代の特徴。

受け身的姿勢が染みついている人が多く、自分主導に抵抗を感じます。

そこで、まずはその「抵抗」を取り除いていきます。

登録から出会いまでの具体的な流れを伝えることで

「あっ、自分から積極的にいかなくてもいいんだ!」

「思っていたのと全然違う!」

と思ってもらうのが狙いです。

そして「受け身な私でもできる」というイメージを持ってもらいます。

「今まで年下に絞っていたけど、ちょっと視野を広げてみようかな~・・・」

などと、よりイメージを膨らませるために「アプリだからこそできるメリット」で自分主導で進める楽しさを感じてもらいます。

これで「婚活アプリなら今までと違う出逢いがありそう!」と期待してもらいます。

第三段階:比較・検討

③、④の二つの記事では、実際に婚活アプリ選びのポイントとなる点を中心に書いています。

ターゲットの目標はあくまでも結婚。

恋人探しではありません。

そこをおさえた記事を書いていきます。

「アプリ別!登録男性に聞いた”理想の交際期間”」

「登録男性50人に聞いた!婚活アプリに登録した理由を徹底解剖!」

「年齢別!初デートまでの期間を大公開」

など、本当に婚活アプリでも本気の人に出逢えるという根拠を示していきます。

不安がなくなって、ようやく「疑いのないアプリ選び」が始まります。

そこで④の記事の「話題の婚活アプリ〇〇に登録してみた」で実際に40代の成功者の具体的な成功までの過程を伝えていきます。

その記事に自分を重ねながら読んでもらう。

これがこの記事のゴールです。

自分の成功するイメージを具体的に持ってもらいます。

第四段階:購入

そして最後に⑤は「〇〇のアプリで婚活始めようかな』と思っている人向けのキラーページです。

このサイトのターゲットの悩み。

『40代でも本当に結婚できるの?』

そしてさらに深い自分でも気付かないふりをしている悩み。

『本当に私なんかでも大丈夫?』

この二つの悩みを⑤のキラーページでは言及し、解決策を提示していきます。

1)まずは自分と同じ40代が多数登録している安心感を感じてもらう。

2)そして自分と同じような人たちが次々に成功をしているアプリを信頼してもらう。

3)他の人にもできたらなら私にもできるかもと自分の可能性を感じてもらう。

本ターゲットは当は心の奥底でもっと変わりたいと思っている。

それを年齢という壁が邪魔していると思いこんでいる。

だからこそ、あえて「40代でも大丈夫」ということを全面にだし能動的に動く気持ちも取り戻してもらう。

この隠れメッセージで『婚活アプリで結婚するぞ』と強い意志を持ってもらう。

するとターゲットの目的が「婚活アプリの登録」から「婚活アプリで結婚」に変わります。

そうです、婚活アプリの登録(あなたのサイトにとっての成約)がターゲットにとっては通過点になるので登録がとってもスムーズです。

本人の強い意志こそ成約率アップの必須アイテムです。

こうして戦略的にサイトを作ることで収益化に繋がります。

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