SNS集客【ツイート編】

では、いよいよ実践編です。

今回のFocus BlogではTwitterの使用目的を「ブログへの集客」としています。

『Twitterを使ってブログへ誘導する』

そのためには、ツイートの発信内容がとても重要です。

この【ツイート編】では、戦略的にブログへ誘導するツイートの作り方をお伝えします。

ツイートは1回につき140文字のツイートができます。

140文字を一つのコンテンツ(記事)として、ターゲットに有益情報を発信します。

それでは、具体的にどんな内容をどのようにしていくかお伝えしますね。

【ツイートでファン化できる”2つの価値”】

ブログやTwitterで商品やサービスを勧める時に使えるとても便利な2つの価値があります。

それは『機能的価値』『感情的価値』です。

『機能的価値』とは、商品やサービスの特徴のことです。

どんな機能があって、他の商品と比べてどうなのか?など、顧客に提供できる価値のこと。

『感情的価値』とは、商品やサービスを使うことによって得られる感情のことです。

商品を使うことで得られる誇りや楽しみ・安心感など、読み手の感情に働きかける価値のこと。

「機能的価値」「感情的価値」の例 (ミキサーの場合)

その商品やサービスを使うことで『機能的価値』が土台となり、『感情的価値』がついてきます。

ツイートをする上で、この2つの価値を上手く取り入れることがファン化への近道です。

これは、ブログ運営においても大事な考え方となるので是非取り入れてみて下さい。

2つの価値でブログへ誘導

では、ツイートでブログへ誘導するための『2つの価値の使い方』をお伝えします。

【Step1】価値提供

人の悩みは瞬時に解決できるものは数少ないです。

解決策がみえても、「本当にこれで解決できるかな?』と、また新たな不安が生まれます。

この悩みを一つずつ丁寧にあなたのツイートで価値提供(読み手がメリットと感じること)

をしながら解決していきます。

効果的な価値提供

具体的な方法は、「機能的価値」に「有益情報」をプラスしてツイートを作成していきます。

「機能的価値」だけだと真似されやすく、また他の発信者と差別化を図りにくいため、

価値提供をするには、この「有益情報」がポイントになります。

価値提供(イメージ図)

有益情報とは?

有益情報とは、読み手が「へぇ~!」「知らなかった!」など『ためになった・役に立った」

と思う情報のことです。

あなたが伝えたいことではなく、あくまでも読み手が知りたい・興味があること。

そして読み手が知らないこと。

人は『知識の差』を感じた時に「なるほど!」と感心します。

この『知識の差』が何よりも大事です。

この『知識の差』が読み手が知りたかったことほど『有益情報』となります。

知識の差(具体例)

そしてこの「なるほど体験」は自分の興味がある分野であればあるほど、癖になります。

「今日も何かあるかな?」と期待してまたあなたのツイートをチェックしにきます。

ツイッター沼の完成です。

知識の差の作り方(「知識の差」がない方向け)

「そんな有益情報なんてないよ!」

という方におススメなのが、あなたのブログのジャンルの専門書です。

「えっ、読書しないといけないの?!」

と思われるかもしれませんが、ターゲットとの知識の差がなければ、

ターゲットがブログに訪れたとしても

「あっ、これは知ってるな~」

と、二度とあなたのブログへ戻ってきてくれることはありません。

厳しいことを言うようですが、今ある知識だけで書こうとすると読者さんとの知識と

変わらない可能性も高いです。これではリピーターは生まれません。

しかし、専門書を2~3冊読むだけでかなりその分野に詳しくなります。

正直、ブロガーさんでここまでする人は本当に少ないです。

専門書を読むと、当然ですが知識が増えるので記事を書きたくなります!

ブログの質もあがり、ライバルブログとも差がつき、さらに読者さんがファンになる!

全てがWin-Winになり、いいことづくしです♪

知識の差でリピーター誕生

この有益情報満載のツイートが、丁寧で且つ悩み解決に直結していればいるほど、

読み手はあなたの発信を信頼するようになり『あなたからの情報をもっと知りたい!』となります。


そして、読み手はあなたのブログをワクワクしながらみにいきます。

ツイートは140文字なので、自然とブログへの期待感も増します。

これでブログへの流れができます。

この時、渾身のブログに仕上げておくのは必須です。

読み手は、あなたの日々のツイートで不安が減っていくと、

あなたのツイートをチェックするのが習慣になり、

新たな不安がでるとあなたのブログへ解決策(ゴール)を探しにいく。

そして、ブログ記事で最大限の価値提供をする。

このルートが出来上がると、Twitterのフォロワーさんがブログの濃いファンへと変わっていきます。

これが『リピーター誕生』ルートです。

【Step2】共感

人が物を買うのは『感情』が動くとき。

ただ、その感情は大抵無意識で動いています。

その無意識の感情をどれだけ揺さぶることができるか。

ブロガーさんの腕のみせどころです♪

商品のメリットだけ伝えても気持ちは動きません。

共感こそ最強のファン化アイテム

よくブログでは「共感してもらえる文章を書きましょう」と言いますが、

実際は「~とは・・・、~です。」のような解決策や正論を述べているブログが山ほどあります。

書き手からするとそんなつもりはなくても、

読み手からすると「さっきのブログとの違いがわからない」というのが正直なところです。

では、『共感って何なの??』ということですが、

共感とは他人と喜怒哀楽を共有することです。

ブログではターゲットと感情を共有すること。

すなわち、読者に「あっ、これめっちゃわかる~!」とどれだけ思ってもらえるか。

共感をしてもらうためには、ここが一番のポイントとなります。

共感のイメージ図

そう思ってもらうためには、まずはあなた自身がターゲットに共感すること。

自分の伝えたい事とターゲットが望んでいる事は、必ずしもイコールではない。

これはとても大事なことです。

しかし、実際はできているつもりの人が多く、一方通行の押しつけ共感となってしまっています。

そうならないためにも、悩んでいるターゲットの悩みをとことんリサーチしましょう。

リサーチすると悩みの深さがわかり、同時にベネフィットがみえてきます。

ターゲットへの理解度を上げる

ターゲットに共感をする。

そのためには、まずターゲットへの理解度を上げることです。

感情や感覚には、人それぞれの基準値があります。

共感をするには、まずその人の感情の基準値を知ることが大切です。

「嬉しさ」の感情の基準値 イメージ図

ではここで、「頑張る」の基準値について一つ例を。

・職場の先輩が恐くて退職を考えているAさんの場合

『今日は、頑張って職場の先輩に質問ができた。』

通常は、職場の先輩に質問をするのは当たり前のことです。

しかし、先輩が恐くて仕事を辞めたい人にとっては先輩に話しかけること自体怖くて

緊張してお腹が痛くなって逃げ出したくなるくらいのことです。

そんな人が先輩に話しかけるどころか、質問をするなんて最大級の努力が必要です。

もし、あなたもAさんと同じような環境で働いていたとしたらどうでしょう?

『すごいね!何でそんな勇気がでたの?!』

『わぁ~それは尊敬する!』

など、心から応援する・尊敬する・感動するような『頑張ったね!』が言えるはずです。

これが共感です。

Aさんの状況・精神状態を通してAさんの感情の基準値がわかっているからこそできた共感です。

ターゲットの状況や環境がわかり、その感情の背景もわかってこそ

相手にも伝わる「共感の言葉」がでてきます。

ターゲットをとことんリサーチすることで、ターゲットになったつもりでその環境を

考えているとターゲットの感情や、なぜその感情が生まれてくるのかがわかります。

これができると本当に最強です。


【Step3再現性】

感情的価値を感じてもらうのにもう1つ重要なのが「再現性」です。

人は常に『自分でもできるかな』という色眼鏡を通して、情報を見ています。

再現性(イメージ図)

どんなに正論であっても『自分には無理!』というブレーキがかかると、

例えそれが正論であってもすぐに蓋をしてしまう習性があるのです。

一度蓋をしてしまうと、よほどのことがない限りその蓋が開くことはありません。

だから蓋をされないためにも、再現性の高さが重要となります。

それと同時に『あなたにもできるよ!』という裏メッセージを送ることが大切です。

例えば・・・

『毎食野菜を500グラム食べましょう!そしたら生活習慣病を防げます!』より

『このサプリを毎食前に一粒飲むだけで、次の健康診断が楽しみになる!』の方が

「あっ、これならできそう!」と思いませんか?

この「これならできそう感覚」が積み重なっていくことで、読み手の気持はどんどん上がっていきま

す。気持ちを高めながら、頭の中で「できる自分」・それをやることで「理想の未来に近づく自分」を

イメージし始めます。そして実践しているイメージができると、初めて行動に移します。

こういう風に「あっ、これならできそう!」をどんどんツイートすることで、

読み手がフォロワーになり、フォロワーからブログの濃い読者へ変わっていきます。

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